特急宗谷 旭川⇒稚内 乗車記
こんにちは。NakaNaka115です。
前日は特急オホーツクに乗って網走から旭川に到着し、その後一泊しました。
この記事では、183系代走特急宗谷の乗車記をお届けしようと思います。
前日に代走の予兆はあった
前の記事でも書きましたが、宗谷に乗車した日の前日の上り宗谷が、宗谷線内で熊と触車したことにより大幅遅延していました(当該は普通列車のようでしたが)。この日の上り宗谷は、大幅遅延して札幌駅まで走ったようです。
そのせいかはわかりませんが、この日旭川駅に行って空席状況をチェックするために指定席券売機をいじってみると以下のような画面が。宗谷とサロベツは全列車キハ261系化されておりグリーン車が連結されているはずなのに、グリーン車がないのです。

あれ、おっかしいなー、もしや代走?と思っていたら、改札のモニターにもこのような表示が。これで代走確定です。

結果、キハ183系が定刻よりも遅れて入線してきました。車両性能の差を思い知らされます。

自由席車が1両、指定席車が3両という編成でした。


フットレストがついている座席でした。座り心地は割と良かったです。

乗ったはいいものの、旭川駅で謎の安全確認のため10分以上停車し、遅延が増大する一方でした(笑)
発車後
名寄までは高速化がされている区間のため、比較的高速で走ります。しかし、この区間だからこそキハ261系との性能差は大きく、どんどん遅延していきました。名寄の時点で30分近く遅延していたと記憶しています。
↓名寄駅近くに展示されているSLです。

車内探検
名盤と車番です。昭和63年製なのでそこまで古いという訳ではない印象ですね。

この列車、座席格差が激しいです。この号車はJR北海道の新しい座席ですが・・・

この号車は国鉄の座席フレームですね。

座席のグレードが自由席と指定席である意味逆転していて、興味深いです。
トイレは真空式でした。JR北海道の特急車は国鉄車であってもトイレだけ妙に新しいです。

一方で洗面台は原型・・・謎です(笑)

名寄発車後
名寄からは高速化されていない区間に入ります。増大し続ける遅延も、ここでストップです。元々の速度が遅い分、キハ183系でもダイヤについていけます。
車窓がのどかです。ここからは小さな街があったら停車していく、という感じの運転です。

川沿いを走るのは意外でした。意外と山がちな地形なんですね。

そんなのどかな区間を走っていくと、稚内という最北のまちが見えてきます。
私は稚内の一つ手前の駅、南稚内で下車しました。特急幕がどこか誇らしげですね。



まとめ
キハ183系は現在、宗谷線で定期運用を持ちません。今回は、代走乗車という貴重な経験をすることができました。
北海道の特急はコロナウイルスの影響などもありあまりいい噂を聞きませんが、末永く走ってほしいものです。
最後までご覧いただきありがとうございました。