阪九フェリー 泉大津航路 乗船記
おはようございます。NakaNaka115です。今回は、阪急フェリー「いずみ」に泉大津から新門司まで乗船してきたので、乗船記をお届けします。
泉大津港まで
私は、青春18きっぷを使って、名古屋から新宮を回って和歌山に至るルートで旅をしていました。その先、九州に行くために泉大津発の阪九フェリーを使いました。
電車・バスでのアクセス
公共交通機関を使った泉大津港へのアクセスは、あまり良くないです。JR利用だと阪和線の和泉府中駅から連絡バス(270円・40分)になり、南海電車だと泉大津駅から連絡バス(無料・15分)を使ったアクセスになります。
また、なんばOCATからも連絡バスが出ているので、大阪市内から乗り換えなしでアクセスできます。
私の場合
今回私は和歌山駅からJR阪和線で北上していましたが、JR阪和線羽衣支線の乗車とバス代の節約を兼ねて、南海泉大津駅から連絡バスに乗ることにしました。
南海の泉大津駅の駅前にはダイエーがあるので、飲食物を買い込むことができ、大変便利です。泉大津駅では時間に余裕を持たせて買い物をするのがよいでしょう。
泉大津港にて
泉大津港に到着したら、支払いをし、乗船券を発券してもらいます。インターネット予約をしていても窓口に寄る必要があり、少々面倒です。また、窓口は結構並ぶので、待たされます。
乗船券を発券したら、いざ乗船です。
船内へ!
では、いよいよ船内へ入っていきます。まず、船の顔ともいえるエントランスと吹き抜けですが、新造船ということもあって大変綺麗です。
スタンダード洋室(寝台)
阪九フェリーの「スタンダード洋室」は、相部屋の寝台となっています。
インターネット予約で、6170円で手配しました。
スタンダード洋室には、事前にセットされた一通りの寝具、コンセント、ライト、コインが返ってくるタイプのコインロッカーがついています。
また、カーテンやコート掛けも付いています。
掛布団にはカバーが付いておらず、いわゆる「フェリーっぽい」掛布団です。
専用の荷物置き場はありませんが、寝台の配置がゆったりしているので、荷物を置くスペースは十分に確保されています。
私の感想ですが、普通に快適な寝台でよく眠れました。
食事
船内にはカフェテリア形式のレストランや、売店、自動販売機があり、飲食物には困りません。
今回私は、先述した泉大津のダイエーで買ってきた弁当を食べました。持ち込んだ食べ物用の電子レンジと給湯器もあり、大変便利でした。
船内には、買ってきたものを食べるスペースも十分にあるので、安心して持ち込み弁当やカップ麺を食べることができます。
船からの眺め
泉大津から新門司に向かう便は、ちょうどよい時間に明石海峡大橋の下をくぐります。橋の通過前には船内アナウンスもあるので、見逃すことはないでしょう。たくさんの人がデッキに出て見物していました。
↓の写真のように船内の展望スペースもあります。飲食禁止(だったと記憶している)なので、景色に集中して情景に浸るにはとても良い場所です!
売店でおみやげを買う
売店では各地のお土産などが売っていて、阪九フェリーオリジナルのグッズも売っています!
乗船の記念にファイルを買って帰りました。
朝食(焼き立てパン)
朝には、阪九フェリーの特色でもある焼き立てパンが販売されます。
夜に事前注文しておくこともでき、売り切れの心配なく好きなものから選ぶことができます。
朝にはコーヒーも発売されます。上質な船の内装、焼き立てパンとコーヒーの組み合わせは、もはやカフェです。
焼き立てで温かく、素朴な味で本当においしいです!阪九フェリーに乗った時にはいつも注文してしまいます。
新門司港に到着
ぐっすり寝台で眠ったのち、新門司港に到着しました。
新門司港からは、門司駅、小倉駅までの連絡バスが出ています。
この2台が待機していたので、迷わず右のバスに乗りました(笑)。どちらも、ザ・西鉄といった感じのバスですね!
流石西鉄の観光バスで、照明が凝っていてびっくりしました。
門司・小倉ゆきのバスということで、小倉駅で降りようと思っていましたが、なんと砂津にも止まってくれたので砂津で降りました。
九州各地に高速バスで乗り継ぐ方は砂津で降りた方が絶対便利です。
砂津で撮った連絡バスですが、独特な形状をしていますね(フェリーの乗船記のはずが、バスの乗車記になりつつある(苦笑))。
砂津に止まってくれたおかげで、次に予定していた、メルセデスベンツ「シタ―ロ」で運行される「KITAKYUSHU BRT」の乗りバスが捗りました(笑)。
まとめ
安定の阪九フェリーといった感じで、大変快適な船旅でした。特に、朝の焼き立てパンがとてもおいしかった印象が残っています。
関西~九州を夜行移動する場合は、フェリーが絶対おすすめです!皆さんもぜひ乗ってみてはいかがでしょうか。
↓は関西ー四国を結ぶ夜行フェリーの乗船記です。