【JALファーストクラス】JL915 羽田(HND) → 那覇(OKA) 搭乗記
はじめに
こんにちは ! Mokutanです ! 今回は、JALの国内線ファーストクラスに搭乗した感想をお届けします。「日本の空に上質な時間が流れる最上級のおもてなし」のキャッチフレーズで有名ですが、空港や機内でどのようなサービスを受けられるのでしょうか。
搭乗便について

日時:2018年8月下旬
区間:JL915便 羽田空港(HND) → 那覇空港(OKA)
時刻:羽田(HND) 12:30発 → 那覇(OKA) 15:00着 (2時間30分)
機材:B777-200型 (JA8978 Boeing 777-289)
ファースト 14席
クラスJ 82席
普通席 279席
搭乗前について
羽田空港第1ターミナル南ウイングには、ファーストクラス利用者(及びOneWorldエメラルド会員)向けの専用保安検査場が用意されており、長蛇の列に並ぶことなく制限エリア内へ向かうことができます。扉の横にある赤地にFのマークが目印です。壁は木目調になっており、落ち着いた印象を与えてくれます。
手荷物検査を終えた後はそのままラウンジにアクセスできるように設計されているので、ラウンジを探して歩き回る必要がなく初めて利用する人にとっても安心かと思います。
ラウンジについて
保安検査場を抜けた先のエスカレーターを上がって奥に進むと、ダイヤモンド・プレミアラウンジが見えてきます。JALのラウンジには他にサクララウンジという種類もありますが、対象会員の人数が少ないこともあってダイヤモンド・プレミアラウンジの方が1人当たりのスペースに余裕があり、居住性の高さを感じました。
飲み物についてはビールや日本酒といったアルコール類に加えてソフトドリンク類の選択肢も多く、新聞・雑誌も完備されており、長時間でも快適に過ごせる環境になっています。
食事はビュッフェ形式になっていて国際線ラウンジほど品揃えが多くないものの、メゾンカイザーのパンやJALのオリジナルカレーをもとに開発されたカレーパン(11:30〜提供)に加えて、おにぎりやスープ・味噌汁類も用意されているので、ラウンジの食事を楽しむことを旅の楽しみの一つにするのも良いかもしれません。
またラウンジ内には手荷物用ロッカーとシャワールーム(サクララウンジの乗客と共通)が併設されているので、ビジネス利用の乗客に対するサービスも手厚いという印象を受けました。
いざ搭乗
今回利用するのはB777-200(JA8978)で2004年4月まで日本エアシステムに所属していた機体でした。12:50(定刻12:30)に8番ゲートから出発しました。ファーストクラスは2-2-2の配列で合計14席あります。座席番号は左側からA,C,D,G,H,Kの順に並んでおり、通路に面した1Dの席を利用しました。シートは革張りでテーブルは座席の横幅相当の幅があるため、肘掛け下の物入れも含めると座席周りのスペースは十分に確保されています。その他リクライニング機能やレッグレスト、フットレスト、読書灯が完備されているなど長距離の移動でも快適に過ごせる仕様になっています。

機内サービスについて
アルコール類:日本酒 / シャンパン / 赤・白ワイン / 焼酎 / ビール等
冷たい飲み物:アップルジュース / オレンジジュース / スカイタイム キウイ / 資生堂 長命草ドリンク / リキッドサラダ / 綾鷹 / からだ巡茶 / コカ・コーラ / コカ・コーラZERO / ペリエ / ミネラルウォーター / アイスコーヒー / サントリーオールフリー
温かい飲み物:コーヒー / 紅茶 / 煎茶 / ほうじ茶 / コンソメスープ
軽食:らーめんですかい / うどんですかい

ファーストクラスの食事は約10日ごとに変更(毎月の上・中・下旬)されており、また出発時間によって朝食(始発〜10:29)・昼食(10:30〜16:59)・夕食(17:00〜最終)に分かれていています。羽田発便か羽田着便かによってもメニューが替わるので往路と復路で食事が同じものになってしまう心配はありません(詳しいメニューは公式サイトに2ヶ月先の分まで載っています)。JL915便においては羽田発便の昼食(和食)が提供されました。
お品書き(2018年8月下旬メニュー)
小鉢
鮭彩り餡
黒胡麻豆腐甘酒餡の蟹のせ
主菜
鶏鞍馬煮 共地餡掛け
俵ご飯 新潟の新しいプレミアム米「新之助」
焼きばら海苔の味噌汁
茶菓 芋きんつば
アペタイザー
テリーヌドカンパーニュ
チキンと素麺南瓜のエスニック風サラダ
バジルペンネ、ウズラの玉子スモーク、トマト、コルニッション
メイン
カラスガレイのグリル 夏野菜ドレッシング
プチパン バター
デザート PRESS BUTTER SAND (BAKE Inc)

食事は全て陶器のお皿に盛り付けられており、飲み物はグラスで提供されます。
温かい飲み物を注文した場合は陶器のカップで提供され、おしぼりをいただけます。

食後の軽食としてJALオリジナル麺(らーめんですかい or うどんですかい)を注文することができ、新しい箸とおしぼりも一緒に提供されます。JALオリジナル麺に関してはファーストクラス独自のサービスとなっています。

乗客数(最大14名)に対してファーストクラスの区画内で対応されている客室乗務員が2〜3名いるので、乗客に対する対応は手厚いと感じました。飲み物が無くなった時に注文を聞きに来てくれることや搭乗時の挨拶等を含めて、細かい気配りやサービスの向上に力が入っているなという印象を受けました。
まとめ
JALのファーストクラスは、ラウンジや機内サービスのどれを見てもサービス品質は高いと自信を持って言えます。国内線ファーストクラスは設定路線が大阪(伊丹), 福岡, 札幌(新千歳), 沖縄(那覇)の4路線に限られており、座席数もかなり絞られている(5〜14席)ので閑散期等を狙って予約するのをオススメします。
普通席との金額差が大きいのではないかと想像される方もいらっしゃるかもしれませんが、特便割引等を利用すれば少しお安く利用できますよ。(ちなみに私は特便割引で片道24990円で手配しました) 「ワンランク上の国内線フライトを体験してみたい」って方にピッタリだと思います !