【首都と最大都市を結ぶ路線】AC447 オタワ(YOW) → トロント(YYZ) 搭乗記【エアカナダ国内線】

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【エアカナダ国内線】AC447 オタワ(YOW) → トロント(YYZ) 搭乗記

はじめに

みなさんこんにちは!NakaNaka115です!この記事では、エアカナダの短距離国内線であるオタワ・トロント便の搭乗記をお届けします。

オタワはカナダの首都で、トロントはカナダで最大の都市であり両都市とも非常に重要な都市です。区間マイルは226マイル(約363.7km)となっており、日本の一大幹線である東京(羽田)~大阪(伊丹)の280マイルより少し短いくらいの距離です。

オタワ・トロント線は1時間に一本という高頻度運航をしており、所要時間も1時間ほどの路線です。機材や機内サービスはどのようなものなのでしょうか?

(この記事は 「AC1 トロント(YYZ)→羽田(HND) 搭乗記」 の前便です。)

オタワ空港にて

私は元々、11時発のAC449便に乗り、トロントで2時間ほどの適正な乗り継ぎ時間を確保する予定でした。

しかし、搭乗前日の夜に“aircraft technical issue”によってAC449が欠航したことをエアカナダからメールで伝えられました。また、AC449からAC551に自動的に振り替えられてしまい、トロントでの羽田行きの乗り継ぎ時間がわずかとなってしまいました。

それ故、トロントでの乗り継ぎ時間が長くなってしまいますが、AC447に振り替えてほしいと考えました。

そこで、エアカナダの現地のフリーコールに電話したところ、全く繋がらず。翌日、オタワ空港で直接交渉することにしました。

当日、オタワ空港で手続きをしようとしたら、なんと日本人の受付の方がいらっしゃいました!

振替の手続き(一旦Waiting Listに登録する形でした)をスムーズにしてくださり、本当に助かりました。日本からの直行便が就航していない空港にもかかわらず日本人の方がいらっしゃるなんて、本当に運が良かったです

何だかんだありながら、無事AC447に乗ることができました。

オタワ空港の制限エリア内
搭乗券

機材情報

E190型機

AC447 オタワ(YOW) 10:00発 ⇒トロント(YYZ) 11:12着

搭乗時期:2020年3月中旬

機材:E190(エンブラエル190)

ビジネス9席(1-2の3列シート)

エコノミー88席(2-2の2列シート)

エコノミーのうち、前方5列と中ほどの非常口座席の1列の計24席はシートピッチが広いプリファード・シート(preferred seat)になっています。
運賃種別にもよりますが、指定には追加料金(数十カナダドル)が必要です。

座席

座席は、至って普通です。あまり新しい機材ではありませんでしたが、ファブリック(布張り)の古い座席であるため座席の形状は良く非常に快適でした。

また、座席の幅も適正な幅です。公称値で18インチ(45.7cm)なので、長距離国際線に使われるB777の10列配置(43.2cm)やB787の9列配置(43.9cm)よりも広いです。

数値でみると数センチの差かもしれませんが、乗ってみると座席幅の差は意外と実感します。この後、トロントから羽田のB777に乗り継ぎましたが、やはりこちらのE190の座席の方が広く感じました。それにしても小型機の座席の方が広いって本来はおかしいですよね…

機内についての注意点

カナダ国内線では預け荷物に料金を取る運賃が多いようで、ほとんどの乗客が手荷物を大量に持って搭乗していました。

そのため、小型機なのも相まって座席上の物入れは埋まりやすいです。早めに乗るか、手荷物預けができる運賃なら可能な限り預けた方がよいと感じました(外国で預けると壊されるリスクもあるので、一長一短ではありますが…)。

機内エンターテインメント

フライトマップ

エアカナダの国内線やアメリカ線の機材の特徴として、機内エンターテインメント設備が充実していることが挙げられます。E190のような小型機でも、前席に専用モニターが付いています。

専用モニターの使い心地ですが、はっきり言って悪いです。もちろん日本語は無く、英語とフランス語のみです。画質も悪く、古いので動作が重いです。しかし、映画などのタイトル数は長距離国際線並みに豊富で、音楽のプレイリストも豊富です。

音楽をバックグラウンドで流しながらフライトマップを楽しむ、という贅沢なこともできます。

また、カナダ国内線ではイヤホンは別売りなことに注意が必要です。イヤホンの端子はいわゆる「2ピン形状」ではなく普通の1ピンのタイプなので、変換プラグいらずで手持ちのイヤホンやヘッドホンを使うことができます。

USBポート、Wi-Fiも装備!

座席モニターの言語選択画面。
左にUSBポートが付いています。

座席には1席に1つUSBポートが付いています。コンセントはついていませんでした。

私は使いませんでしたが、別料金でWi-Fiも装備しています。プロバイダーはJAL国内線のWi-Fiと同じgogoです。

事前に購入することも可能なようです。

機内サービス

東京―大阪よりも距離が短い短距離線ですが、機内サービスはしっかり行われます。

ドリンクサービスはありますし、私が搭乗した便ではスペキュロスのクッキーも配られました。

(私が以前搭乗した他のエアカナダ国内線ではクッキーはなかったので、ある便と無い便があるようです。)

水はペットボトルでもらえます。

短距離線なので、他のエアカナダ国内線で行われている別料金の機内食「エアカナダ・ビストロ」の温かい食事は提供されていないようでした。

トロント空港にて(国際線との乗り継ぎ)

トロント空港国内線制限エリア内

トロント空港での乗り継ぎは非常にわかりやすいですが、かなり歩きます。感覚的には、東京駅の京葉線の乗り継ぎと同じくらい、それ以上は歩きます。

乗り換え通路に動く歩道が整備されているので、急がなければ非常に楽です。

(カナダの空港はおそらくどこでも同じですが)International connectionUSA connectionDomestic connectionの3つに分かれているので、自分の該当する乗り継ぎの案内に合わせて進むだけです。

チケットを確認される場所はありますが、国際線に乗るにあたって追加の手荷物検査はありませんでした。

また、売店の数は国内線と国際線で同じくらいあるので、お土産や飲み物など、どちらで買い物してもいいと思います。

感想

古い小型機が使われる便ですが、座席モニターなどのおかげで意外と退屈しませんでした。

また、トロント空港はスムーズな乗り換えが可能な空港でした。アメリカやカナダの各都市に向かう際には便利な空港であると感じました。

↓は当便から乗り継いだ、羽田行きAC1便の搭乗記です。もしよかったら読んで頂けると幸いです。

この記事を書いた人

乗り物好きの現役大学生です。
元々鉄道好きでしたが、最近はバス、フェリー、飛行機に浮気中。

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